eKYC(本人認証)ソリューション

eKYC(electronic Know Your Customer、電子本人確認)とは

● KYCは「Know Your Customer(顧客を知る)」の略で、顧客確認や本人確認を意味する。eは「electronic」の略であり、(電子的な本人確認)となります。つまり、eKYCとは「オンライン上で行う本人確認」のことを言います

● 犯罪による収益の移転防止に関する法律(以下、犯収法)により銀行口座の開設などの時に義務付けられる本人確認のことです。
この法律はマネーロンダリングの防止や、テロに対する資金供与の防止に関する国際条約等の的確な実施を確保することを目的として2016年には法改正・規則強化が行われました

● マネーロンダリングを防止するためには、金融取引などを行う時に相手方の身を確認し、確認結果を記録しておくことで、誰が取引を行っているかを明らかにしておくことが重要となります。そのため、金融機関等は、一定の取引を行う場合には顧客の本人特定事項(個人の場合は、氏名、住居、生年月日)等の確認を行う必要があるとされたのです。顧客の身元を確認することから、この本人確認は「順客を知る(Know Your Customer)」(KYC) といわれます。

犯罪収益移転防止法について

2018年に改正された「犯罪による収益の移転防止に関する法律」により、「オンラインで完結する自然人の本人特定事項の確認方法」として、以下の4つの方法が認められるようになりました。

  • icon 「本人確認書類の画像」と「本人の容貌の画像」の送付
  • icon 「本人確認害類のICチップ情報」と「本人の容貌の画像」の送信
  • icon 「本人確認害類の画像もしくは本人確認書類のICチップ情報」の送と事業者による「銀行などへの客情報の照会」
  • icon 「本人確認•類の画像もしくは本人確認書類のICチップ情報」と「事業者による顧客名義口座への少額振り込みと、そのインターネットバンキング記録の画像」の送信
図:出典:金融庁「オンラインで完結する自然人の本人特定事項の確認方法の追加」

Triton SystemDeKYCの特徴

01. 顧客の利便性

スマートフォン等でサービスを提供するフィンテックのようなビジネスにおいては、頭客がサービスの利用を開始する際に、郵便送付を行わねばならないのでは、時間と手間がかかって頭客の利便性を損ね、頭客がサービスから雑説してしまうケースが増えてしまいます。そのため、オンラインで完結する本人確認方法の導入が待ち望まれていました。

コロナウィルスの流行により、実際に店舗・事務所に足を運ばずに非対面で本人確認を行う必要が高まったことも要因として挙げられます。

2020年4月には携帯話不正利用防止法に基づく本人確認にもeKYCが認められるようになり、eKYCの適用範囲が広がっています。
の拡大が予想され、利用の際の本人確認など、
また、今後シェア・エコノミー(民泊など)の拡大が予想され、利用の際の本人確認など、eKYCの適用範囲はさらに拡大することが予想されます。

転送不要郵便の送付、紙の申込の処理・保管など、これまでかかってきたコストが削減できます。eKYCでもオペレーターによる目視確認はありますが、複数の紙の書類を見ながらよりも、画面上で一度に確認したほうが確認時間の短縮化が期待できます

クラウドサービスや独自のアプリ対応

  • 顧客の利便性

Triton SystemDeKYCの仕組み

スマホ(Ios、Android対応)で本人確認対応

Triton SystemDeKYC仕組み

特定事業者の特定な取引

  • icon 金融機関・ファイナンスリース事業者
  • icon クレジットカード・リースやレンタル事業者
  • icon 宅地建物取引業者
  • icon 宝石・貴金属等取扱事業者
  • icon 郵便物受取サービス業者、電話受付代行業者、電話転送サービス事業者
  • icon 弁護士・弁護士法人、行政士・行政士法人、公認会計士・監査法人、税理士・税理士法人

※フィンテックが変えた新たな生活
※コロナ禍で増すオンライン本人確認「eKYC」の重要性